信濃銘菓栗まん十
由来 〜 情けは親子のごとし 〜
信濃銘菓栗まん十
その温もりに、父の慈顔にふれたかの様でした
明治22年。信濃の温かい人情が京の旅人の心に沁みて生まれたお菓子。この「栗まん十」こそが春木屋本店に伝えられ、今日の「御菓子処 春木屋本店 栄松庵」の由来と成りました。
緑茶と栗まん十
銘菓・栗まん十は煎茶や抹茶と併せてお召し上がりいただきますと、それぞれ少しの苦みと柔らかな甘味が静かにとけ合い、より深き味わいとなります。また、暑い季節は冷たくして召し上がられますと、より趣のある味わいとなります。
どうぞ、ご賞味下さいませ。
隠元禅師と大手亡
生きものに対して、ことのほか深い愛情をお示しになり、日本に於ける黄檗宗の開祖、隠元禅師は隠元豆を遙か中国から日本にお伝えになった方として広く知られております。日々私たちが食物として口にするもの、それらすべては大自然からの限りない生命を、吾が生命の糧として与えられているものでございます。
春木屋本店「栗まん十」は隠元豆の大手亡(オオテボウ)を主原料につくり上げ、舌に乗せるとさらりととけ、微かな甘さがお口の中に広がってまいります。

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