一点の鐘一点の鐘
一点の鐘
広拯山長岳寺前住職・故山本慈昭師は、戦後中国残留孤児の肉親捜しに、自らの半生を捧げ、多くの人々から「中国残留孤児の父」と慕われました。

数十年に渡る中国残留孤児の肉親捜しが一応の結果を見た、その後、命を賭して再び肉親捜しの為、北朝鮮へと渡りました。この間、肉親捜しが如何なる艱難にあおうとも、決して望みを絶たない、故山本慈昭師の純粋な祈いは、自らの撞く一点の鐘の音となりました。

この鐘の音は、ひとりふたりやがては彼の地の人々の心をも動かしました。
望郷の鐘
遠く満州に渡り、再び帰らぬ同胞の供養の為、境内に建立された梵鐘には、故山本慈昭師の詠んだ望郷の鐘の句と、共に尽力された、中国促進友好恢復邦慶紅十字会訪日代表・俔斐君の句も刻まれている。

望郷の鐘の碑文


御菓子のご案内
梵鐘の型の玄米入り打ち物と、表には鐘の焼き印、裏面には長岳寺の四季を表す四種のすり蜜を引いた、ふやき(みそせんべい)でございます。

どうぞ、ご賞味くださいませ。
店 主

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